門坂
Amazonで在庫数確認ツールを使用する理由
Amazonで在庫数確認ツールを利用すると商品の仕入れ判断時に有益な情報を得ることができます。
商品を仕入れる時に決めなくてはいけないのが「何個仕入れたらいいのか」「どのくらいの期間で売り切るか」の2点です。
もし、ライバルセラーの在庫数が分かれば、この2点を決める際に判断材料にできます。
また定期的にライバルセラーの在庫数をチェックしていれば、ライバルが商品をどれくらい仕入れているかも把握できます。
Amazonの在庫数の調べ方
Amazonの在庫数の調べ方には下記3つの方法があります。
拡張機能を利用する
無料で利用スタートすることができ、最も効率のよい方法が「拡張機能」を使って在庫管理をする方法です。
のちほど3つのおすすめ拡張機能をご紹介しますが、このツールの導入によって、Amazonの出品者一覧画面より各出品者の在庫数を確認することができます。
無料でAmazon FBA出品者の在庫数の確認ができたり、有料プランの契約により利用できるサービスの幅を広げることができる拡張機能は、初心者の方や最低限の機能が使えれば満足という方にもおすすめです。
有料ツールを利用する
「在庫数の確認」に加えて売上の追跡や販売予測、キーワードマーケティングなどさまざまなサービスを在庫管理と合わせて導入したい方は、有料ツールを利用しましょう。
長い目で見据えた収益性や複数のプラットフォームでの販売を視野に入れている方は、月額費用がかかってしまいますが、Amazon販売をする上で役立つ便利なツールでライバルに差をつけましょう。
Amazonページ内のカートを利用する
少々手間がかかりますが、Amazonページ内で在庫数を確認したい商品をカートに入れて確認する手段もあります。
実際の確認方法はこちらを参考にしてください。
- 在庫数を確認したい商品をカートに入れる
- 購入数を‘’999個‘’にする
- 購入制限のない商品であれば、エラー表示がされて在庫数が表示される
- 実際に購入できる数が在庫数であることがわかる
Amazon在庫管理におすすめ拡張機能3選
無料版やお試し期間のある在庫確認ツール(拡張機能)を利用したい方はこちらを参考にしてください。
Keepa
出典:keepa
Keepaは、Amazonの価格変動追跡を始めとしたさまざまな機能を利用できる拡張機能です。
更新頻度の高い巨大な商品データベースにより、商品の在庫状況を確認できます。
- 価格履歴グラフ(Amazon商品ページに直接入力可能)
- 値下げと在庫復活時アラート
- 直近の値下げ情報の確認
- 欲しいものリストをインポート
などの機能が利用できます。
また、Amazon本社の価格と一般セラーの価格を別々に把握できるため、Amazon販売における値付けのカラクリがわかり、仕入れの質と量を増やすことが可能です。
有料版(月額2,500円程度)にアップデートすると、売れ筋ランキング、カートボックスの価格、ライバルセラーの増減それぞれの推移が確認できます。
XDEALER.PRO
出典:xdealerpro
XDEALER.PROは、各国のAmazonの価格比較ができるGoogle Chrome拡張機能です。
日本やアメリカを始めとした、計13カ国のAmazonの価格比較表を一覧で表示してくれるため、効率のよいリサーチが可能となります。
そして、ライバルセラーの在庫数を一目で確認、在庫状況をグラフで見ることも可能なので、仕入れ数を決める目安にもなります。
有料版(月額998円)にアップデートすると、他の出品者を詳しく分析することができるようになるので、ライバルの情報を収集したい方にもおすすめです。
Amzpecty
出典:amzpecty
Amzpectyは、Amazonでライバルセラーの在庫数と価格変動のリサーチができるGoogle Chrome拡張機能です。
- セラー名
- セラー評価
- 商品コンディション
- 在庫数
- 価格
などの項目を取得できます。
FBAでの販売人数やFBAに納品している商品数を一目で把握できるのは、非常に役立つ機能といえるでしょう。
Amzpectyの利用には試用期間が数日あり、それ以上の利用は有料となります。(月額9.99ドルから)
おすすめのAmazon在庫確認ツール5選
有料にはなりますが、在庫数の管理はもちろん、その他にも役立つ機能を備えたAmazon在庫管理ツールを5選ご紹介します。
Stratify(InventoryLab)
出典:inventorylab
Stratify(InventoryLab)は、製品を偵察し、最も重要で正確なデータを提供してくれる在庫管理リアルタイムツールです。
サプライヤー、カテゴリー、最も収益性の高い製品かを調べることができるレポートを備え、アイテムを物理的にスキャンすることで「利益を上げることができるかどうか」を確認する機能(Scoutify)もあります。
よりよい在庫管理のため、製品の株価の合計とさまざま会計の詳細および在庫の販売額を確認することが可能です。
また、アプリを通じてレポートを受け取ることができ、全体的な純利益を視覚化できます。
Forecastly
出典:forecastly
Forecastlyは、売上の追跡やAmazonでの運用を合理化し、売上の向上に役立つ機能を備えたツールです。
独自のアルゴリズムを使用し、Amazon FBA補充のプロセスを簡素化することにより、在庫切れのリスクを減少させ、収益性へと繋げます。
在庫のリードタイムと顧客の需要の変動を考慮し正確な補充予測をするため、より需要のある在庫が明瞭になり、在庫管理の負担を減らすことができます。
Restock Pro
出典:restockpro
Restock Proは、Amazon FBAデータを操作できる在庫管理ツールです。
在庫追跡機能により、「最も売れている製品」「パフォーマンスの良し悪し」を確認できるため、どの製品を維持していけばよいのか、逆にどの製品をドロップすべきなのかが明確にすることができます。
また販売予測によっては、「どの製品がどの季節によく売れるのか」「売れ行きが低下し始めている製品」を確認できるので、季節の変わり目の売上の確保にも役立ちます。
Ecomdash
出典:ecomdash
Ecomdashは、Webベースの在庫管理プラットフォームと注文管理および、出荷管理機能など多種多様な機能を備えています。
複数のプラットフォームで製品を販売したい中小企業向けに構築されており、複雑な在庫ニーズを処理することが可能です。
配送管理は出荷全体の追跡に対応しており、アプリを通じて処理ができます。
また、在庫を補充するために必要な在庫の量を厳密に把握できるように、さまざまな出荷の販売速度と配送タイミングを確認することができるオプションもあります。
Teikametrics
出典:teikametrics
Teikametricsは、Amazon FBAを専門としたAmazon在庫追跡ツールです。
スマート在庫システムを開発し、価値のある販売速度と販売ランクへの洞察を競うための価格改定戦略にも役立ちます。
また「費やした料金」「販促費」「広告費」など、在庫内すべての製品の収益性レベルに関するデータを得ることができるため、どの製品がマーケティングに値するか、しないのかの判断もしやすいです。
Teikametricsが採用している自動化された「キーワードマーケティング」により、商品の改善やAmazonでの検索結果を増やすことで、支出の効率と売上および可視性の向上が見込めます。
まとめ
Amazonでは、在庫の数を把握することでライバルに差をつけ、売上を伸ばす道へと繋がります。
Amazonで在庫管理をするには、下記3つの方法があります。
- 拡張機能を利用する(無料版/有料版あり)
- 有料ツールを利用する
- Amazonページ内のカートを利用する
Amazonのその他ツールは下記記事にて紹介しています。
Amazonリサーチツール15選!【無料で使えるツールも紹介】 【無料版も紹介】Amazonキーワードツールとは?選び方とおすすめツール14選! Amazonせどりで利用するべき必須ツール!無料で使えるツールも紹介【店舗・電脳せどり共通版】門坂
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